僕らの住むこの世界には旅に出る理由がある!その3

既得権益と言う言葉は役人や政治家に対して使われる事が多い様に思いますが、実は僕らも享受しています。
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失われた20年なんて言葉がありますが、随分な言い方ですよね。こんにちは、ひで吉さん家です。僕が子供の頃は本当に日に日に豊かになるのを実感出来ました。冷蔵庫が大きくなったり、音楽を気軽に屋外で聞く事が出来るようになったり、テレビが録画できる様に成ったりね。録画なんて今の人は「はぁ〜」って感じだと思うし、音楽どころか動画も簡単に持ち歩ける時代です。けど昔は本当に感動したものです。JAPAN AS NO.1 でした。
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当時の日本人は誰でもプライドが持てたのでしょうかね。

日本一周の為に仕事を辞める事を僕は想定してこのブログを書いています。本当は少なくとも数年旅して欲しいと思って居ます。僕も数年に渡り世界を旅して居たけれど、復帰後の生活には特段の不便はありません。今日は本当にどうでもいい事を書きますので、よほどおヒマな方以外はスルーでお願いします。

「日本人と言う特権階級」と「努力すれば報われる」と言う幻想


さて、僕たちは朝会社に行くと、帰るまでの一日に、一度ならずも面倒な思いをします。「今日もよく働いた!」などと思いビールを飲んだりします。働いた事も、大変だった事ももちろん本当です。しかし、高度経済成長の頃(僕が子供の頃)は今と同じだけ働いたら、昨年よりも2割給料が増えたりしました。バブルの頃は賞与も100%アップなんて言ってたし。みんな頑張った結果だと胸を張り、成長を享受する事になんの不安も無く、当たり前の事の様に感じていたのです。今、アジアの、何処かがそんな状態です。同じ様に彼らも努力の賜物と成長を享受している事でしょう。格差社会だそうですが、少なくとも国内に於いては貧富の差を其れ程感じません。格差社会と言ってもまだ程度の問題です。

「おしん」と言う朝ドラが放送されたのは、僕が中1の春でした。知ってる人も多いとは思うけど、1人の女性の人生を描いたドラマですが、口減らしの為に奉公に出される幼少期から高度経済成長の日本までと、1人の人間が経験するには余りにも波乱万丈で、あんな時代に生まれ無くて良かった心底思いました。

あの頃と比べると、僕らの格差は種類が違うのが分かります。旅の途中は生活保護並みの生活費で、切り詰めながら過ごす人も多いでしょう。しかし、今の日本はとてもインフラが整っており、ただで使えるものも非常に多いのが分かります。もちろん、税金で作られたものや企業(店舗など)に備えつけの物やサービスを指しますが、これらが利用出来るのも日本などの先進国だからですよね?

貧しい国では店で使えるトイレも有料だったりしますし、国や自治体の管理する施設も粗末です。トイレなんて盗まれるからと便座が取り外されていたりするし、自分で使える金が無いと大変苦労します。

移民が話題に上る事はしばしば有るのですが、とても実現しそうに有りません。貧しい移民に対する生活保護費の負担や「低所得者層」=「犯罪予備軍」と言う偏見も手伝い多くの人が反対です。そうです、僕らは日本人と言う特権階級にあります。かつて「幸せに成るにはただローマ市民で有りさえすれば良い」と言われた様に、僕らは日本人で有りさえすれば良いのです。この特権は使わないと損だと思います。

フリーライダーと言う言葉がありますが、倫理的な事はさておき(本当はそれじゃ困るけど)、殆どの法律に抵触せずにただ旅をする若者の自由を奪う様な、堅苦しく硬直した雰囲気が社会から柔軟性や革新性を奪っていると思いませんか?僕はそう感じます。
自分も我慢しているのだから、仕事もせずに遊んでいる(旅してる)様な奴はロクでも無い奴だと言うレッテルです。或いは一度レールを降りるとやり直しのきかない社会とでもいうのしょうか。兎に角、画一的な人間を大量生産するかの様です。

戦後は工業化の中で、均一的な労働力を必要としたのでしょうが、その流れを一切変える事なくサービス業・ソフト産業へ時代が移行してしまい、世界から取り残された感が有るのではないでしょうか?そういった流れを変えるためにも、社会人が一度キャリアを中断し、見聞を広げるチャンスが必要だと思います。これは大学への進学も同じですし、大学院への進学、MBA取得など色々考えられると思います。新卒一括採用も時代に完全に乗り遅れて居ます。皆と同じ事をただ一生懸命やっているだけでは生き残れない時代です。努力すれば報われると言う教えは順序が逆です。

正確には「努力無くして成功しない」だと思いますが、しかしその一生懸命やコツコツと言うのも、「夢中」には遠く及びません。

限られた資金でどう旅をするか?或いは如何に旅の資金を増やすか、若しくは減らさないかと言う工夫や何が必要で何が要らないのかを日々考えたり、日常では当たり前の入浴でさえ頭を使わなくては成らなくなるし、欲しいものを時間も忘れネットで調べたり、等々。好きなことには誰でも夢中ですし、其の為になら必死になるものです。給料と言う見返りに反映されるとは言え、人の金を経費で使っている時とは訳が違います。1000円ロスしたら一大事です。本当に一時間以上必死に考えてやっと数百円節約出来るといった世界です、旅の最中と言うのは。そう言った期間が本当に人生に大きな転機を与え、人生を豊かにするのだろうと思います。

でもそうやって好きな事をするのはとても大変です。たとえ数年でもやった人は本当に凄いと思います(自分もやったので、あれですが)。実際に旅の後に多くの人が、俺もやってみたい的な事を口にするのを耳にすると思いますが、ちっとも説得力がありません。皆んな実際には実行に移す度胸はないものです。余程の事がなければ数年間も仕事をせずに旅なんてできません。僕が幼い頃は世の中にヒッピーブームがあり、ちょっとそんな感じの人が持て囃されてたのですが、今は違います。しかも若い頃にヒッピーブームで社会の既成観念を否定し、自由を口にした団塊の世代は思いっきり画一化した社会を構築していきました。そのツケが今の若者に回り、自由に立ち回りたい人たちの選択肢を狭め、就活生の面白味のなさを嘆いたりするのですから、目も当てられないとはこの事です。

それではあまりに理不尽だし、とても悔しいと僕は思います。人と違うとこをするのは、とても勇気のいる事だろうと思います。しかし、誰のものでもない自分の人生ですし、なにもしなくても何時かは死んでしまうのですから、出来る時にやったほうが良いと思います。家庭環境や健康状態は人それぞれですが、いずれ自分の意思とは関係ないところで人生が束縛される日が必ずきます。そうなる前に悔いのない選択をしていただければと思います。

本当にどうでも良い話を最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事へのコメント

  • トミー

    ヒデさんこんにちは、今回の記事非常に共感するところが多かったのでコメント致します。
    確かに仕事を辞めてまで日本一周の旅をするなんて人は多かれ少なかれ変わっていると思いますし、見る人から見れば出来損ないとかはみ出し者とか見られているかもしれませんね。
    ただおっしゃるとおりその一歩を踏み出せるか踏み出せないかが大きな差であり何はともあれその一歩を踏み出せる人と言うのはある意味勇気がある人なのかなと思ったりします。
    最近僕のブログに非公開コメントで粘着してくる人がいるのですがわざわざそう言う事をするという事は恐らく僕のやっていることが羨ましいから妬んでいると言う気持ちがあるからだと思います、でなければ別に僕のブログを見なければ良いだけの話でそれでもなお何かを言ってくるという事はそう言う気持ちがあるからに違いないと思っています、まあ最近はそう言う人はまともに相手にしていませんし気にしなければ良いだけの話なのでさして気にかけてはいませんがw

    確かに日本であれば少なくとも野たれ死ぬ事もほぼ無いでしょうし旅をするには非常に恵まれた環境だと思います、ただその環境を作ってくれているのは紛れもなく日本にいる方々のおかげでありそのことに対する感謝の念は忘れずに旅をしたいなと思っています。
    2015年06月15日 21:49
  • ひで吉さん家

    トミーさん
    コメントありがとうございます。
    勝手につぶやいたブログをお読みいただき嬉しいです。

    あと、数ヶ月でまた新たな旅立ちですね。この分ではライハ襲撃は間に合わなそうです。月に1〜2度は関東に戻っていますが、なかなかお邪魔できずにいます。

    たしかに、恵まれた環境を作った人への感謝は感じますし、小さな国が戦後これほどまでに整備されたことは本当に驚きますね。ただその為に仕事一辺倒の人生だったり、進学だけが目的で幼少期を過ごしたりするのは大変残念だと思います。多様性がなくなれば成長はないと思います。僕やトミーさんなんかが楽しく生活していることを快く思わない人がいるってのも可哀想な事だと思います。

    最近はバツイチや再婚に対する偏見は昔と比べれば減ったと思いますが、会社を辞めた人への風当たりは依然強いように感じます。昼間から何やってるんだ的なやつですが、基本的に島国で村八分っぽい気質が残っているんでしょうかね?
    2015年06月16日 14:31
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